小悪魔パニック

本日、ふと天ノ川きららさんの「小悪魔」というコンセプトワードについて考えてました。

(息をするようにいきなりキャラ考察始めちゃうたぬきだよ)

 

「小悪魔」というと、いたずらっぽくてきまぐれで、周囲を翻弄するようなイメージが浮かんできて、上北ふたご先生がきららちゃんをまさしく(少女漫画における)そういう感じのキャラクターとして描いておられたのだけど、本編のきららちゃんのキャラクターとはかなり隔たりがあるような感じがある。

でも「いたずらっぽい」「きまぐれ」「周りを翻弄する」って、本編のきららちゃん像としても言葉の上ではそこまで外れてるわけでもないような。

 

…… …… ……

 

あーーーそういうことか!!!

ゴープリ本編中のきららちゃん、あれが制作陣としての「小悪魔」の回答なのか!!!!!

 

……私が天ノ川きららさんに対して持っているイメージは、年相応の女の子というよりも、少年マンガの男子主人公みたいな感じなんですよね。

気に入った子のことをちょっとからかってみたり、人にあまりなびかないところがきまぐれに見えたり、それが結果的に周囲を慌てさせたり。でもそれは私の中では「小悪魔」といういたずらっぽい女の子というよりは、気に入った子にちょっかい出しに行く年頃の少年みたいな感じに見えてたわけです。

だもんで、ずーっと「小悪魔」ってワードが引っかかってたんですが、このワードの解釈自体が本編とコミカライズ版で大きく違っていた……ということなのかなと、そういう可能性にたどり着いたという……今更感がすごいかもしれない;;

 

まあこれは制作陣の方にお伺いしたら違うと言われてしまうのかも知れませんけど、少なくとも監督がきららちゃんの中の人を選んだ理由が理由なので、女の子然とした「小悪魔」は、制作サイドとしては少女漫画的なところとは解釈が違っていたであろうことはインタビュー記事などで伺えるところはあります。

なんにせよ、私は本編のきららちゃんはやっぱり「小悪魔」というワードで想起できるイメージではないしそういうところが好きなんですけど、思わぬところから細かいキャラ解釈の違いを改めて考えさせてもらえたのは楽しかったです。

 

まあ、こんな感じのキャラ語りもまたちょこちょこやると思います。好きカプの話は差し控えたいと思いますが、物語中の展開上気になる組み合わせはまた改めて語れたらいいですねー。